陥没乳首を解消する手術に関する質問にお答えします。
当院で行なっている手術はどの方法でも、母乳の通り道となる乳管をほとんど傷つける事なく行ないますので術後の授乳はもちろん可能です。
陥没乳首の方は乳管の発育生涯により、乳管が短く組織の中に乳頭が引き込まれ陥没している状態です。そのため、赤ちゃんの授乳が困難となったり、陥没部位からバイ菌が入って乳腺炎を起こす可能性もあります。指で簡単に引き出せる方は必ずしも治療する必要はありません。
陥没乳首の手術は陥没程度に応じた術式の適応を間違えているのが原因で戻ってしまうケースが多かったので、そのような話を聞いたことがあるのかもしれませんね。当院では、経験豊富な医師が一人一人の陥没の重症度に応じた適切な診断のもとに、手術を行い再発を防いでいます。先ずは、お気軽にご相談下さい。
もっとも一般的な方法は“Teimourian法”といって乳頭周囲より約5mmほどの小さな切開でアプローチするため傷跡はほとんど目立ちません。また元に戻らないように乳頭の下で糸を橋渡しするため再発率は10%以下となっています。更に重症の方には“Sakai法”で乳頭の部分を切開し引き上げる方法ですが、細かく丁寧に縫合するため、最終的には時間の経過とともに傷跡は目立たなくなります。どちらの方法も乳管をほとんど傷つけることなく丁寧に行いますので授乳には支障はありません。先ずは、お気軽にご相談ください。陥没程度に応じた最適な方法をアドバイスします。